ガンダム初心者におすすめのアニメ作品視聴順
-アナザーガンダム編-
ガンダム観てみたいけど、何からみていいかわからない!!
そんな初心者の皆さんに効率よくガンダムにハマってもらうために、
“個人的なおすすめ”+”必要な背景知識”の2つの観点を元に、
どの順番で観るべきか解説します!!
各作品の個人的なおすすめ根拠の詳細は、こちらで詳しく紹介しますので、
興味があればご覧ください!
アナザーガンダムとは?
宇宙世紀作品のおすすめ視聴順を紹介するページでも記載しましたが、ガンダム作品を
1.宇宙世紀作品
2.アナザーセンチュリー作品
3.ガンダムビルドシリーズ作品
と大きく分類したうちの、2.アナザーガンダム作品のおすすめの視聴順を紹介していきます。
“アナザーガンダム”は直訳すれば”別のガンダム”であり、アムロ、シャアが存在する初代ガンダムの世界線「宇宙世紀」とは
別の世界のガンダムを描いた作品たちを、一括りにして表す言葉です。
筆者も好きなMCU (マーベルシネマティックユニバース)で言う所の、マルチバースと同じイメージです。
ガンダムという概念が存在するという共通項はありつつも、ガンダムが動くためのエンジンや、武器に使われる技術などは、各作品でそれぞれ全く異なっています。
ガンダムの世界観に浸る目的からすると、その広がりは宇宙世紀ほどではありませんが、
宇宙世紀作品とは一味違った作風が楽しめるため、一番好きなガンダム作品がアナザーガンダム作品であるというファンも
多くいるようです。
アナザーガンダム作品おすすめ視聴順
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女
- 機動戦士ガンダム00
- 機動戦士ガンダムSEED
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
「水星の魔女」は数少ない女性主人公の学園モノ(?)
ガンダム作品のほとんどは、自身の意思と関係なく戦いに巻き込まれていく15歳前後の少年・青年が主役ですが、「水星の魔女」はスレッタ・マーキュリーという女の子が、学園生活を始めるところから物語が始まります。そのため、他作品と比べとても爽やかな作風でガンダムを楽しむことができます。
ガンダム作品の重苦しさが少し苦手かも・・・と感じる方にもおすすめできるものとなっております。
もちろんただの学園モノでは終わらず、話が進むにつれガンダム作品ならではの良さも随所に感じることができます。
2022年の作品ということもあり、アニメーションの美しさは他作品と比べ物になりません。また、個人的に主人公が乗るガンダムのデザインや、戦闘描写等も非常に好みです。
アナザーガンダム作品群のなかでも、「ガンダムらしさ」「アナザーらしさ」のバランスがとても良い作品として、「水星の魔女」を一番のおすすめとしました。
「00」は”戦争と平和”というテーマを深く掘り下げた作品
ガンダムが兵器である以上、ガンダム作品と”戦争”というテーマは切っては切れない関係ですが、「00」は”圧倒的な中立武力によって戦争を調停し平和を維持する”という使命を持った主人公たちが、世界各地の戦争に介入するという物語であり、特に”戦争と平和”について切り込んだ作品です。
本作品の主人公たちは、ありがちな”不殺”をモットーとする正義ではなく、力には力を、というある種悪役的な正義を掲げているため、彼らが本当に正しいのか、なぜそのような考えに至ったのか、考えながら物語を追うことになります。
彼らの目指す平和とその裏にある固い決意が明らかになるにつれ、視聴者が主人公たちをみて感じる想いが変わっていく、そんな作品です。
筆者は男性ですが、主人公含むガンダムチームはみな個性の異なるイケメン揃いのため、女性ファンも多いという噂があります。笑
「SEED」「SEED DESTINY」は”ガンダムvsガンダム”
「SEED」の大きな特徴は、「開発したガンダムが敵に強奪され、ガンダムvsガンダムの戦闘が描かれる」という点にあります。
ガンダム作品は「ガンダム = 主人公機」という設定が取られますが、「SEED」はこの公式が成り立たない作品の1つです。
複数のガンダムが、それぞれのパイロットの信じる正義の体現のために戦うような描写が多くあります。
また、他作品では主人公が若く、それを取り巻く大人達との関わりで成長していく物語が多く描かれますが、
「SEED」では各ガンダムパイロットが主人公と同年代の若者であり、若者同士の心の交流、すれ違いによって、他作品と共通のテーマの1つである
「人と人とが分かり合うことの難しさ」が表現されている点も特徴です。
また、「SEED DESTINY」はタイトルからも分かる通り、「SEED」の続編です。多くの戦いを超えて成長した主人公達が、再び戦いに臨む姿が描かれます。
本記事の執筆時点で、劇場版「SEED FREDOM」というさらなる続編公開も予定されております!!こちらの作品も視聴次第、感想ページを作成いたしますのでよければご覧ください。
※ネタバレは控えますが、「SEED」キャラクターの中に、視聴者に不快感を与えるキャラクターがいるのですが、そのキャラクター周りの物語を乗り越えれば、とても楽しめる作品です。 ( 筆者も一度、胸糞悪い描写が多く脱落しかけました。詳しくは作品感想ページにて。。。笑)